「sar -u」でCPU使用率を見る

「sar -u」についての項目についてメモしておきます。

user→CPUのユーザーモードの使用率
nice→優先度を変更したものに関する、ユーザモードでCPUを消費した時間の割合
system→CPUのシステムモードの使用率
iowait→I/O待ち率
steal→他の仮想CPUで強制的に待たされた時間の割合
idle→CPUがディスクI/Oなどで待たされることなく、アイドル状態で消費した時間の割合


ロードアベレージが高く、userとsystemの値が高ければ、プロセスの負荷の原因はCPUリソース不足であると判断できる。
・iowaitが高ければ、I/Oが負荷の原因であると判断できる。

ユーザーモード:ユーザープログラムが動作する際のCPUのモード、つまり通常のアプリケーションが動作するモード
システムモード:システムプログラム=カーネルが動作する際のCPUモード